北海道神宮神輿会頓宮

北海道神宮神輿会頓宮について

令和5年に神輿会北海睦から大神輿が頓宮に奉納されたことに依り、頓宮では、この年9月9日に「大神輿奉納奉告 祭」を斎行し、「神輿会頓宮発会式」を行いました。大神輿が奉納される1年前から、この地域で大神輿を担ぐ為の準備委員会が組織され、何度も協議を重ねて参りました。準備委員会の熱意に依り 、会員の応募を始めると、次から次へと会員が増え、神輿会発会式当日には130名の神輿会となり 、お披露目させて頂きました。そして、9月17日の頓宮例祭後の初めての神輿の渡御では、当会の会員並びに北海睦の方、又、他の神輿会の方々を合わせ、約300人の担ぎ手の神輿渡御となり 、大変な地城の賑わいとなりました。
この大神輿は本体だけでも重さはニトンもあり、半日位の渡御順路となれば、約400名の担ぎ手が必要となります。神輿会頓宮は、一人一人と仲間を増やしており、何時かは400名を超える神輿会を目指しています。又、私共は、ただ単に神輿を担ぐ団体ではありません。北海道神宮の神々のご守護を頂き乍ら、頓宮の諸催事等にも奉仕し、この都会化する頓宮周辺の地域の中でこそ、人と人との絆を大切にし、安心して暮らせる街づ< b を望み、次の世代に穏やかで心豊かになるものを繋げていきたいと考えています。「神は人の敬ひに依りて威を増し 人は神の徳によりて運を添ふ」というように、科学文明が進歩し全てを唯物的に捉える今だからとそ、私たちは目に見えぬものに対して敬いを持たなければならないと思います。目に見えぬもの、神、仏、祖先、人の気持ち、親の思い、子ども達の心。このようなものを大切に捉え、互いに其々の思い、心を寄せ合って神輿を担ぎ、常日頃、互いに思いや気持ちを以て安心して暮らすことが出来る街になるよう心掛けていきたいものです。